こんにちは、大江です。
本日もお読み頂きまして、ありがとうございます。
さて、これは私自身が理学療法士として整形外科クリニックや入院病棟で働いていた時のことです。
膝の手術を受けられた後の80代の女性でした。
元々、お若い時から膝のO脚に悩まされていたようで、特に生活には支障がない為、そのまま放置されていたようで。
でも、60歳を超えたあたりから歩く時や階段の登り降りの時に段々と膝に痛みを感じられていたようです。
でも、
・何をしたら良いのか?
・どこに相談をしたら良いのか?
・これは一体、自分の膝がどうなっているのか?
そんな疑問を持たれていたようです。
でも、どうすることもできず70歳を超えてもずっと我慢しながら、病院で注射を打ったり、電気を当てたり、それでも一向に病態は良くならなかったようです。
そして、遂にこの度思い切って
『人生の最後まで自分の脚で歩きたい』
との思いで手術を受ける決心ができたようです。
手術の後、早々にリハビリを開始していくわけですが、もちろん患部の腫れや痛みもまだまだ強く、膝の曲げ伸ばしがやっとの状態でした。
その方は口癖のように
『若いうちから、どうにかしていたら、もっと違ってたんだろうけど』
と仰られていました。
そうなんです。
現在もそうですが、まだまだO脚に対して専門的に診ていく、という所が少なすぎるんです。
日本人の多くの国民がO脚なのに、それに対応していく所が、ホントに少ないです。
私自身、病院勤務の時に
『O脚なので、今後の予防的にリハビリを』
という医師からのオーダーは一度もありませんでした。
はい、O脚というのは、あくまでも病気ではない為、保険での診療対象外となってしまいます。
どういうことかと言うと、
『病気じゃないものに対して、国はお金を出しませんよ』
ということなんですよね。
なので、介護分野で予防的なリハビリが介入しているように、O脚に対しても保険診療の分野ができることを切に願っております。
将来、手術をして医療費が余計に膨らんで、ということがないように、若いうちからの対処ができると、国にとっても個人にとっても、より良いものだと思っています。
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著者:大江孝平
~略歴~
元々、理学療法士として10年間、施術実績延べ3万人以上の経験を持つ。
病院での勤務を経て平成29年神戸市岡本にO脚矯正専門整体スタジオゼロを開設。
テレビやラジオにも出演。
プライベートでは3児の娘を持つ父親の顔も持つ。
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